ブックタイトルねじ関連辞典
- ページ
- 74/202
このページは ねじ関連辞典 の電子ブックに掲載されている74ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは ねじ関連辞典 の電子ブックに掲載されている74ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
ねじ関連辞典
5.2.4機械操作荒削リあらけずり(rough machining)機械加工の際に,黒皮を取りさるとき,あるいは取り代の大きいときに行われる削り方で,なるべく少ない工数で多くの素材を削り去るため切込ミまたは送リのいずれか,あるいは機械が耐えればその両方を大きくして削り,削リ速度をやや小さくするのが普通に行われるやり方である送リおくり(feed)加工作業を継続させるために工作物と工具との間に与える相対運動をいう.送リを与えることを一般に送リをかけるという.また工作物や工具などの1回転当りまたは毎分の送リ量を単に送リと略称することもある.送リ変速装置おくりへんそくそうち(feed control box)工具と工作物との送リの相対速度を変化させるために用いられる装置で,一般には歯車の組み合せで歯数比を変えることにより速度交換をする加工効率かこうこうりつ(working efficiency)工作機械の効率は三方面から考案しなければならない切削効率,機械齢効率,時闘的効率である,此の中,切削効率とは生産量すなわち削り出す切リクズの量を意味し,機械的効率とは機械に与えられた動力と摩擦その他で消費された分を差引いた正味動力との比をあらわし,時間的効率とは機械に与えられた全仕事量で正味切削に使用される仕事量との比をいう.これら三つの要素を綜合したものを加工効率という機械加工きかいかこう(machinework)圧延,引抜キ,押出シ,プレス,ハンマリング,切削など材料の形態に変化を与えるとともに組織的にも影響を与え,物理的,機械的に変化を与えることをいう機械的効率きかいてきこうりつ(mechanical efficiency)機械的効率は工作機械に供給された動力Nと,摩擦その他に消費される分力NLを除いた,正味馬力NNとの比であって,NN+NL=Nとおけば機械的効率許容荷重きよようかじゅう'(allowable load)機械や機械部品に限らず,一般の品物において、使用中'にこの大きさ以下の荷重であればよいとして認められた荷重をいう