ブックタイトルねじ関連辞典
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ねじ関連辞典
労働三法ろうどうさんぽう労働組合法、労働基準法、労働関係調整法以上三つの労働関係の法律を労働三法という。1労働組合法労働者の団結権を具体的に保障した法律である。わが国では昭和20年12月にはじめて制定された。労働組合法は、労働組合の団体行動にたいして、刑事的民事的責任を排除し、組合員の不利益取扱いを禁止し、労働協約については協約書の労働条件に強行基準の効力、職域および地域的の一般的拘束力を認め労働争議調整の機関として、使用者代表、労働者代表、第三者代表各同数の三者構成の労働委員会の設置を規定している。2労働基準法昭和22年4月に制定された、労働基準法は、工場法に系譜の源をもつ労働者保護法である。基準法の全体を貫く基本的原理はつぎの2点である。第1は、労働関係にまつわる前期的な要素を排除することであり、第2に、労働条件の最低基準を設定することである。基準法の規定は、労働条件の全領域にわたっている。すなわち、賃金、労働時間、休憩、休日、年次有給休暇、安全および衛生、女子および年少者、技能者養成、災害補償、就業規則、寄宿者に関して詳しい規定を設けている。3労働関係調整法昭和21年制定された法律で、労働関係の公正な調整を図り、争議を予防し産業平和を維持することを目的とする。調整の基本は当事者の自主的調整を重じることで、政府は、これに助力を与えるにすぎない。争議調整の手段としては、労働委員会によるあっせん、調停および仲裁の方法と、争議制限、禁止などを規定している。ロット生産ろっとせいさん生産形態は1ロット生産、2連続生産、3個別生産に大別される。ロット生産はある決った量の仕事(ロット)が月に1回、または2回というぐあいに決って繰り返される形態で、毎月同程度の製品が生産されるが、量としては毎日継続して流すほどでない場合にこの方法がとられる(たとえば旋盤など)。連続生産はテレビやラジオのように毎日同じぐらいの仕事量が連続して流れるもので、個別生産は発電設備などのように1回限りでその後生産の継続されないものをいう。