ブックタイトルねじ関連辞典
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ねじ関連辞典
基礎産業きそさんぎょう(基幹産業)一国産業の基礎をなす産業のことである。たとえば鉄鋼業、石炭、電力、石油などのエネルギー産業、車両、産業機械、工作機械などの機械工業、アンモニア、ソーダなどの主要化学工業のように、主として重要生産財の生産にあたる重・化学工業をさす。技術導入ぎじゅつどうにゅうわが国では明治以来、先進岡の技術を輪入しているが、戦後は史上類をみない技術導入が行なわれている。技術導入は甲腫技術導入(「外資法」によるもので期限一年以上)と乙種技術導入(「為替管理法」によるもので対価支払い期限一年以内)とがある。供給きょうきゅう売手が代金の受取りを目的として商品を提供するとき供給となる。現実には売手が価格との関係で納得して提供することを承諾する商品の一定量、つまり供給量のことである。恐慌きょうこう資本主義経済における景気変動の一段階としで発生する。それは周期的に循環し、一国民経済だけでなく、世界的規模(世界恐慌)にまで発展する。19世紀から第一次大戦まではほぼ10年ごとに繰り返し発生した。第一次世界大戦により恐慌の周期性は一時中断されるようにみえたが、1929年にいたりアメリカ`合衆国に端を発して一大世界恐慌に発展した。第二次大戦後こうした典型的な恐慌は起っていない。協同組合きょうどうくみあい資本主義の発達に伴ない、経済的に力の弱いものすなわち中小商工業者や小農民や消費大衆がその経済上の立場を改善するために、相互扶助の建て前で、これらの経済活動の一部ないし全部を協同に営む組織。経営革新けいえいかくしん技術革新が企業の生産活動に具体化され工業化されると、経営管理のやり方に大きな変化が要求される。より大きなより精密な機械による複雑な生産は大資本をますます必要とし、それにより大きな企業危険を意味する。それを回避するには予測、市場調査、資本計画などに関する新しい経営管理技術が駆使されるOR(オペレーション・リサーチ) IE (インダストリアル・エンジニアリング)の技法、事務のオートメ化、人間関係科学の応用など、現代経営はその様相を変えつつあり、これを経営革新という。経営管理けいえいかんり(business management)経営の組織体をつくり、それを運営すること、この経営管理の職能は1計画、2組織、3指揮、4調整、5統制の5つの要素から成っているとされる。経営の大規模化に伴ない経営職能が専門化されたため、専門家的経営者の出現が要求されるようになってきた。しかしこのような職能は、トップだけが遂行するものではなく、専門技術者、中間技術者、事務職員、下部監督者もその一翼をになう。