ブックタイトルねじ関連辞典

概要

ねじ関連辞典

ベルト研磨機べるとけんまき(beltpolishingmachine)バフのりにベルトを用いて研磨する方法.ベルトの取りはずしがパフに比べて簡単であり切削力が大きく,均一な仕上りが得られ,研磨時間も短かい.品物を過熱することなく,長持ちし,一定の圧力でベルトを張っているのでパフのような振レがなく,周速も大きくできるベルトーロ直流電源の一種で,回転変流器を用いて整流される.ベルトーロとは中央製作所の商品名であるペーハー試験紙'ペーは一しけんしメッキ液のPHを測定する試験紙である。水洗みずあらい(washing)メッキ作業上水洗はきわめて重要であり,とくに光沢メッキでは確実に行なう必要がある.メッキの水洗は普通品物を水中で動かすか,あるいは水中に空気を吹き込む.最近は水洗にも,水道水や井戸水を用いず純水を用いる工場もあるメタリコン(metallikon)吹管炎または電弧で溶融した金属を高圧ガスまたは空気で,金属表面に噴射溶着させる表面処理技術.Zn,Sn,Cuなどのメッキやステライト鍍金などにも実用されている.メッキ(plating)金属材料の表面に,他の金属の薄い層を付着させる技術をいうメッキ液のハルセルテストめっきえきのはるせるてすと規定の寸法の容器を用いてメッキ液の状態を試験する.すなわちこの容器を用いて電着試験を行なうことにより,光沢範囲,被覆力などを知ることができる.メッキ液のペーハーめっきえきのべ一は一ペーハー(PH)は溶液の水素イオン濃度を表わす記号で,PH7.0以下の溶液は酸性,PH7.0以上の溶液はアルカリ性である.水は中性である.すなわち,メッキ液ではこのPHがきわめて重要で,それぞれ定められたPHを維持しなければよいメッキはできないメッキシロ金属材料の表面は,メッキされた他の金属のメッキ厚みに等しいメッキ速度めっきそくど(platingvelocity)メッキ浴の温度ならびに電流密度を一定とした場合,所要のメッキ厚サあるいは単位面積当りの重量を得るに必要なメッキ時間メッキの電気回路めっきのでんきかいろ(eleCtriCCirCUit)メッキの電気回路はつぎの特徴を持っている.(1庵圧が低くて大電流を用いること2電圧の精密な調整を必要とすること(3)負荷の変動があること