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日本イーライリリー、07年度総売上は対前年比9%増898億4400万円
ニュースリリース|イーライリリー|
日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、代表執行役社長ニュートンF.クレンショー)は、2008年3月17日、東京で記者説明会を開催し、2007年度の総売上が決算ベースで対前年比9%増の898億4400万円となったことを発表しました。閉経後骨粗しょう症治療薬「エビスタ」がトップブランドへ成長後も堅調に伸び、統合失調症治療剤「ジプレキサ」、代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤「ジェムザール」の製品特性が引き続き評価されたことが着実な売上増に繋がるなど、製品評価が順調に業績へと反映されました。
また1月には、アスベストへの曝露などが原因で起こる、悪性胸膜中皮腫の唯一の治療薬「アリムタ」、9月には世界20ヵ国以上でPDE5阻害剤のトップシェアを獲得している勃起不全治療剤「シアリス」を発売するなど、日本の医療に対して、革新的な新薬を投入することもできました。パイプラインには、ファーストインクラス/ベストインクラス(その領域で最初のまたは最良)の新薬候補もあり、2008年以降も更なる業績拡大を期待しております。
▽「ジプレキサ」、「ジェムザール」、「エビスタ」の対前年比2ケタ成長など既製品が順調に推移
総売上の伸びは薬価ベースで、統合失調症治療剤「ジプレキサ」が10%増の375億円、「ジェムザール」は14%増の148億円でした。また、「インスリン製品」は6%増の150億円、「ヒューマトロープ」は2%増の115億円となりました。「エビスタ」は、中外製薬と日本イーライリリーの売上合算で19%増となり190億円を超えました。パーキンソン病治療薬「ペルマックス」は、心臓弁膜症、線維症について添付文書改訂の影響を受け、26%減の62億円でした。
この結果について、代表執行役社長ニュートン F.クレンショーは次のように述べています。
「2007年度の業績ですが、期待通り順調に推移いたしました。対前年比9%増を牽引したのは『ジプレキサ』と、『ジェムザール』と『エビスタ』です。『ジプレキサ』は、これまで以上にその有用性が認められ、製品ラインアップが充実したこと、『ジェムザール』は、患者さんが不快に感じる副作用が少なく、投与が簡単で使いやすいといった特性の理解促進が、それぞれ売上増へと繋がったと考えられます。また、中外製薬と共同販売する『エビスタ』も、トップブランドに成長後好調に伸びていますが、これは有用性、安全性、服用のしやすさといった製品特性の良さが、骨粗しょう症に従事する医療関係者・患者さんのニーズに上手く合致し、広く受け入れられた結果だと思います。」
▽革新的な新薬「アリムタ」、「シアリス」を相次いで発売
日本イーライリリーでは2007年、「アリムタ」、「シアリス」という新薬を発売し、「アリムタ」は12億円、「シアリス」は9億円(9-12月)の売上となりました。いまだ満たされない患者さんの医療ニーズの重大性を踏まえて、代表執行役社長ニュートン F.クレンショーは次のように述べています。「2007年1月に『アリムタ』が発売されるまで、アスベストへの曝露などが原因で起こる悪性胸膜中皮腫の治療薬が、日本にはありませんでした。『アリムタ』が発売されたことで、日本の患者さんは、悪性胸膜中皮腫の治療に選択肢を得ることができました。また、勃起不全治療剤『シアリス』は、投与後36時間の有効性が認められ、食事の影響を受けないといった特徴を持つ薬剤です。ED患者の方々からも、以前の自分に戻れるようだと評価を受けており、世界20ヵ国以上でPDE5阻害剤トップシェアを獲得しています。どちらも日本における医療ニーズを満たす新薬であり、これらを発売し日本の医療に貢献できたことを、大変嬉しく思っています。」
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- 日本イーライリリー、07年度総売上は対前年比9%増898億4400万円 2008.03.17 月曜日 共同通信PRワイヤー