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米アナディジックスがGPON用アンプを発表

ニュースリリース|アメリカ,アンプ|

 【ウォレン(米ニュージャージー州)26日PRN=共同JBN】米アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は26日、FTTH(ファイバー・トゥー・ザ・ホーム)アプリケーション用のACA2604RFアンプ発売を発表した。

 アナディジックス社の人気商品ACA2601を基礎としたこの新しいアンプは、米国内の電気通信会社ギガビット・パッシブ・オプティカル・ネットワーク(GPON)展開に求められる温度に対する周波数フラットネス(平坦性)向上の性能を備えている。AC2604はACA2601と同様に、内蔵でAGC(自動利得制御)回路を備えている。競合製品はAGC実行のために外部回路を追加する必要がある。従ってACA2604の使用は、追加の構成部品を使用する必要がなく、部品コストが少なくて済む。さらに新しいアンプは、ACA2601の21dBに対して24dBとより高い総合ゲインを持っている。これによってONT(光加入者線終端装置)/ONU(光端末回線装置)や類似のサブスクライバー終端装置でのポスト増幅の必要性を減少させている。

 アナディジックスのロン・マイケルズ上級副社長兼ブロードバンド製品ゼネラルマネジャーは「アナディジックスは、新興のGPON市場におけるより高い電気信号要件に対する国際電気通信連合(ITU)の厳しい規格に応えるよう、特にACA2604を設計した。このアンプの類を見ないリニアリティーと出力パワーは、次世代デジタルテレビ向けコンテンツ配信システムでの光ビデオ性能を確実なものにする。当社の多くの顧客は既にオプティカル組み立て部品用のリファレンス設計でACA2604の正確な性能を見極めている」と語った。

 ACA2604アンプには24dBのゲインのほか以下の主要な機能がある。
 ※50-870MHz作動周波数。
 ※ハイ・リニアリティー:65dBc CTB/CSO(79チャンネル)。
 ※低等価入力雑音:4・5pA/rtHz
 ※400オーム・ディファレンシャル入力インピーダンス(光ダイオード用トランス不要)。
 ※シングルのプラス5V供給電力。
 ※5ミリx5ミリRoHS準拠の表面実装パッケージ。
 ※ACA2601RFアンプとピン互換性を持つ。
 ※22dBゲイン調整済みAGC回路内蔵。

 ACA2604アンプの一般販売は今年第1四半期に予定されている。
 製品詳細とACA2604データシートは以下のとおり。
www.anadigics.com/products/cable_broadcast/ftth_fttp_rf_amplifiers

 さらに価格、サンプルなどの詳細は地元のアナディジックス販売代理店、ディストリビューターに連絡を。 www.anadigics.com/woroldwide_salesを参照。

 ▽アナディジックスについて
 アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は、急成長しているブロードバンド、無線・有線通信市場における半導体ソリューションの有力プロバイダーである。同社製品は、パワーアンプ、チューナー集積回路、アクティブ・スプリッター、ラインアンプ、その他部品などで、内蔵無線周波数・フロントエンドモジュールとして単品もしくはパッケージで販売される。

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