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クリヤマが人工芝の循環型リサイクルシステム確立

ニュースリリース|環境,人工芝|

 クリヤマ株式会社(大阪市淀川区、服部兵衛代表取締役社長)は、人工芝業界において世界初となる循環型リサイクルシステムを確立させ、環境問題に対応した新規事業に取り組むこととなりました。

<現在・将来におけるロングパイル人工芝市場での大きな問題点>
1.経年後(張替え時期)の既設製品処分の問題
  ・現状では主に産業廃棄物処理(グランド1面当り約350tのゴミ処分)
2.表面温度が高いため、脱水症状や熱射病につながりやすい。
  ・廃材黒ゴムチップ仕様の表面温度上昇によるヒートアイランド問題。

<循環型人工芝リサイクル・リユースシステムの特性>
 これらの問題に応えるため、専用に開発した選別加工機車輌をグランドに横付けし、古くなった人工芝を除去しながら、その場で人工芝本体を、再利用材とリサイクル可能な充填材に選別するという、これまでにない画期的なシステムを開発しました。(特許出願中)
 急速に広がるロングパイル人工芝市場(2007年12月現在約500万平方メートルのマーケット)で問題視されている撤去処分問題(産業廃棄物としての処理に莫大なコストがかかる)や、表面温度上昇問題などの対策を考慮した製品販売に力を注ぐのは、販売元としての責務とクリヤマは考えています。

【モンドターフ(ロングパイル人工芝)のご紹介】
 クリヤマ株式会社では世界NO.1のスポーツサーフェイスメーカーであるイタリアのモンド社製品「モンドターフ」を2003年から国内市場で販売開始致しました。

 モンドターフは生体力学に基づいた安全性・競技性能を備え、環境面からもヨーロッパの厳しい基準をクリアした特殊充填チップを採用しており、FIFA主催の世界大会で初めて採用された人工芝です。(U-17ヘルシンキ大会・ペルー大会)日本国内ではスポーツのプロフェッショナル関連施設から幼稚園園庭に至るまでの施設で納入実績を持っております。2007年に納入した福岡大学サッカー場では、国内で初めてFIFA2スター認証を取得しております。

<モンドターフの特性>
1.表面温度が低い。
2.循環型リサイクルシステムを確立(特許出願中)。
3.生態力学に基づいた機能を有する(FIFA2スター)。
4.高比重で低反発性の特殊充填材を採用。
モンドターフサイト: http://www.kuriyama.co.jp/mondoturf

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