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アメニティシステムズがリサイクルトナー購入でインドネシアに植林

ニュースリリース|植林,リサイクル,トナー|

 地球環境保護、中でも地球温暖化に対する危機感が急激に高まっている。地球温暖化によって気温や水温が高まり、洪水や旱魃、酷暑やハリケーンなどの激しい異常気象が起き易くなることで、農業や漁業を始め人間の生活全般への影響が次々と明らかになりつつある。今や、個々の企業、一人一人の個人レベルでも実行可能な温暖化阻止対策が急務だ。

 オフィス用トナーカートリッジを販売している株式会社アメニティシステムズ(東京都江東区、古家正和社長)では、コピー用リサイクルトナーを購入するとポイントを付与し、そのポイントでインドネシアのカリマンタン島に植林するという、オフィスサプライ業界では初めて、商品購入ポイントで熱帯雨林が再生できるシステムを構築し、2月21日から運用を開始する。リサイクルトナー2本のポイントで2本の植林ができる。このシステム構築のために、カリマンタン島で実際に植林事業を行うNPO(特定非営利)法人アジア植林友好協会と、基本契約を締結した。

 同社の古家社長は、「このシステムはリサイクルトナーの販売を伸ばせば伸ばすほど、植林数を増やすことができるという、企業のビジネス活動とCO2削減を両立させられる非常に画期的なものと考えています。今後、アメニティシステムズで販売するコピー用トナーすべてにポイントを付与し、植林活動に生かすことになります。このシステムを活用することで、年間で1万本の植林、つまり、4万4000トン(IPCCルールに基づき計算)のCO2削減を目指しています。」と語っている。

1.システムの概要
 同社で販売するコピー用リサイクルトナーを購入すると、ポイントを発行。2本のトナー購入で得られるポイントで2本分の植林が可能な金額を同協会に寄付。同協会ではこの資金でインドネシアのカリマンタン島に植林する。その際に、同協会では「CO2オフセット証明書」と「チーク植林木オーナー証書」を発行し、同社を通じてトナーを購入したユーザーに渡す。

2.植林の概要
 植林するのは、商業林としてのチーク(ゴールデンバイオチーク)とメランティ(熱帯雨林再生に必要な地元の原生種)の苗木。チークとメランティ、1本ずつ、合計2本を1セットとする。このゴールデンバイオチークは、通常の3倍の早さで成長し、10年後には伐採が可能。商業用のチークを伐採した売却益で再度植林が可能

3.なぜ、2種類の植林をするのか
 植林活動で最も重要なのは、継続性。植林すると、その後、長期間にわたっての維持管理が必要となり、費用がかかる。その費用をまかなうためには植林活動と経済的利益とを両立させなくてはならない。したがって、一方のゴールデンバイオチークは将来の売却を目的とし、そこでえられる売却益で活動を維持し、さらに次の植林を可能にする。また、一方のメランティは、熱帯雨林再生を目的としている。通常のチークは成木になるのに30年かかるが、ゴールデンバイオチークは3倍の速度で成長するため、植林10年後には伐採し売却可能となる。

4.なぜ、インドネシア・カリマンタン島にしたのか
 「地球の肺」と呼ばれる熱帯雨林は、ブラジル、ザイールとインドネシアに集中しているが、「違法伐採」や「焼畑による山火事」などにより急速に失われている。中でも、絶滅危惧種であるオラウーターンの住むインドネシア・カリマンタン島の被害は重大。1997~98年にかけてカリマンタン島で起こった大火災で、570万haという広大な熱帯雨林が焼失し、植林が急務となっている。伐採や焼畑で植林が必要な総面積は6,000万ha。

5.ダブルのCO2削減効果
 コピー用トナーカートリッジを使い捨てにしなければ、2本でガソリン約5リットル分の省エネルギーとCO2削減となる。さらに、2本の植林により、CO2約4.4トンを吸収する。そのため、カートリッジのリサイクルと植林でダブルのCO2削減効果が見込める。

6.2本の植林が100年後には3071本の森を再生
 植林したゴールデンバイオチークとメランティの内、メランティはそのまま保護するが、ゴールデンバイオチークは10年後に伐採し、売却。この1本の売却益を使って4本(メランティ2本+ゴールデンバイオチーク2本)の植林が可能になる。これを続けると、100年後には、最初の2本の植林が3071本になるという計算が可能。このことは、熱帯雨林のこれ以上の破壊を止め、地域住民の雇用機会の創出につながる。

7.売却利益はお客様に還元することも可能
 10年後の売却益は、上記の4本の植林に使わず、お客様に還元することも可能。

8.今回開設する「リサイクルトナーの森」 ウェブサイトアドレス
 http://www.recycle-toner.co.jp

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