SSL,APIのニュースリリース

プレスリリース

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グローバルサイン　「ワンクリックSSL　API」の提供開始

ニュースリリース|SSL,API|

　ＧＭＯインターネットグループのＧＭＯホスティング＆セキュリティ株式会社の連結子会社で、電子認証サービスを展開するグローバルサイン株式会社（中條一郎代表取締役社長）は、ホスティングサービス事業者などがＣＳＲ（※１）生成からＳＳＬサーバ証明書のインストールまでの、一連のプロセスの全自動化を実現できる「ワンクリックＳＳＬ　ＡＰＩ」の提供を２００８年２月１４日（木）より開始いたします。

　※１　ＣＳＲ＝ＣｅｒｔｉｆｉｃａｔｅＳｉｇｎｉｎｇＲｅｑｕｅｓｔ（証明書署名要求）の略。秘密鍵と対になる公開鍵の情報が含まれ、これに認証局が電子署名を行うとＳＳＬサーバ証明書となる。

＜背景＞
　ウェブサーバの管理作業には、ある程度の技術的スキルを求められていましたが、ホスティングサービスの充実やコントロールソフトウェアの進化により、最近ではウェブサーバの知識がそれほど無くても行えるようになっています。

　しかしながら、ＳＳＬをウェブサーバに設定するためには、ＣＳＲの生成や鍵の管理などの、ＰＫＩ（※２）に関する知識が必要でした。さらに、Ｅメール経由での本人認証や、テキストにエンコードされてメールで発行される証明書をインストールするという作業が必要で、初めてのユーザーには敷居の高いものでした。

　※２　ＰＫＩ＝ＰｕｂｌｉｃＫｅｙＩｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅの略で、公開鍵と秘密鍵のキーペアからなる公開鍵暗号方式という技術を利用したセキュリティのシステムのこと。

＜「ワンクリックＳＳＬＡＰＩ」とは＞
　これを改善するためグローバルサイン社は、従来認証局とユーザーの間で行われる必要があった「メールによる本人認証プロセス」をウェブサーバ側の操作に組み込むことを可能にする「ワンクリックＳＳＬ　ＡＰＩ」を開発いたしました。これを利用することで、ホスティングなどのサービス事業者は、自社サービスの作りこみにより、ＣＳＲ生成や鍵管理からサーバ証明書のインストールまでの一連のプロセスを全自動化することができるため、ＳＳＬをワンクリックで設定するという「ワンクリックＳＳＬ　サービス」を構築することが可能になります。これにより、これまでコストがかさんでいた、オペレーターによるＳＳＬサーバ証明書の取得代行作業が不要になります。

　ウェブサーバの管理者（ホスティングユーザー）にとっては、ＣＳＲ作成不要・承認不要・インストール不要という簡単なＳＳＬ導入が実現され、また別途認証局との認証プロセスを必要とせず、ウェブサーバの管理操作だけで証明書の要求から発行までが可能となります。

　※「ワンクリックＳＳＬ」で発行される証明書は、ドメイン認証タイプの「クイック認証ＳＳＬ」です。

　グローバルサイン社は、これまで難しかったＳＳＬサーバ証明書の利用をより簡単・身近に、という付加価値的なメリットを追求すべく、単に認証を行って証明書を発行するだけの“販売”にとどまらず、自社認証局の運営を行うサービスプロバイダーとして、できるだけ大勢のお客様に利用して頂ける、価値の高い“サービスの提供”を目指してまいります。

＜ＧｌｏｂａｌＳｉｇｎとは＞
　世に電子認証サービスが登場し始めた初期の段階より、ベルギーで１０年にわたって電子認証サービスの提供を行ってきた認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、ｅＩＤ※（ＢＥＬＰＩＣ）をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っております。２００６年にＧＭＯインターネットグループ傘下となり、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開することになりました。

　※ｅＩＤ　ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ＩＤカードプロジェクト。１２歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのＩＤカードが配布される。

＜ＧｌｏｂａｌＳｉｇｎとは＞
　世に電子認証サービスが登場し始めた初期の段階より、ベルギーで１０年にわたって電子認証サービスの提供を行ってきた認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、ｅＩＤ※（ＢＥＬＰＩＣ）をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っております。２００６年にＧＭＯインターネットグループ傘下となり、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開することになりました。

　※ｅＩＤ　ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ＩＤカードプロジェクト。１２歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのＩＤカードが配布される。