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2011年のタイム誌「今年の人」に「抗議者」が選ばれる
ニュースリリース|今年の人|
【ニューヨーク(米)2011年12月15日/PRNewswire】 タイム誌(TIME)は近日発売の今年の最新号で、2011年の同誌パーソン・オブ・ザ・イヤー(Person of the Year、今年の人)に「抗議者」(The Protester)を選びました。
www.time.com/poy
#poy2011
ウェブサイトで表紙を見る: http://ti.me/HKI7
この選定に関するリチャード・ステンゲル(Richard Stengel)編集長のコメント:
・「世界各地で人々の欲求不満が頂点に達したのでしょうか。人々は至る所で、もうたくさんだと言っていたように思えます。人々は異議を唱え、要求を出し、催涙ガスの雲や弾丸の雨という形でその答が返ってきたときでさえ、絶望することはありませんでした。人々は、ひとりひとりの行動によって巨大な変化が起こりうるという理念を、まさに身をもって具体化したのです。場所が異なればその理解の仕方も異なっていましたが、あらゆる集会において、民主主義の理想が示されました。」
・「ほとんど地図にも載っていないチュニジアの小さな町の果物売りが町の広場で自らの身体に火をつけたとき、それがチュニジア、エジプト、リビアでは独裁者を引きずり降ろし、シリア、イエメン、バーレーンでも体制を揺るがす抗議運動に火をつけることになろうとは、または、その反骨精神によって、麻薬組織の恐怖に対してメキシコ人が立ち上がり、無責任な指導者に抗議するギリシャ人がデモ行進に繰り出し、所得の不平等に抗議してアメリカ人が公共の場を占拠し、腐敗した独裁政治に対してロシア人が結束するきっかけを生み出すことも、誰にもわからなかったでしょう。」
・「約束が当てにならないという世界中の人々の感情を取り込んで注目を集め、政府の転覆または従来の社会通念からの転換を図り、最も古い方法に最新の技術を組み合わせて人間の尊厳に光を当て、さらに、時にはより大きな危険を伴った21世紀への道程と同じ方法で、より民主的な体制に向けて世界を方向転換させたことを評価された抗議者が、2011年タイム誌パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。」
タイム誌に寄稿しているカート・アンダーセン(Kurt Andersen)氏のコメント:
「今回の人気投票は、地域によって大きく異なりました。北米と欧州には独裁者はいませんし、反体制活動家が拷問を受けることもありません。チュニジア人、エジプト人、シリア人が街路や広場を占拠していた間も一日として、欧米では催涙ガスや捕縛を受けることも、まして殴打や銃撃を受けることもないことはみな知っています。中東・北アフリカの抗議者は、マドリード、アテネ、ロンドン、ニューヨーク市の抗議者にとっては容認できないほど非民主的に見える政治体制と広い意味では類似した体制の打破を切望しているのです。」
http://ti.me/tKh2A8
パーソン・オブ・ザ・イヤーを掲載したタイム誌2011年12月26日号は12月16日(金曜日)に発売されます。
情報出所 タイム(TIME )
問合せ先:Kerri Chyka(タイムPR ホットライン、電話:+1-212-522-4800)
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- 2011年のタイム誌「今年の人」に「抗議者」が選ばれる 2011.12.16 金曜日 共同通信PRワイヤー