カーボン・ニュートラル・トレイン摂津市駅号のニュースリリース

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阪急電鉄、カーボン・ニュートラル・トレイン摂津市駅号を運行

ニュースリリース|カーボン・ニュートラル・トレイン摂津市駅号|

カーボン・ニュートラル・トレイン摂津市駅号　阪急電鉄では、環境に配慮した新駅摂津市駅の開業を記念して、環境をテーマにしたメッセージ列車「カーボン・ニュートラル・トレイン摂津市駅号」を運行いたします。

　この列車は、昨年から今年にかけて当社が運行した環境メッセージ列車「エコトレイン未来のゆめ・まち号」に引き続き環境をテーマにしたもので、車両外観に環境をテーマとしたラッピングを施した上、車内のポスター枠もすべて環境をテーマに統一し、環境啓発のポスターや摂津市駅における環境施策を紹介するポスター等により、環境に関するメッセージを発信します。

　なお、この列車の運行期間中は、同列車運行に使用する電力を発電する際に生じるCO2について、排出枠購入によりオフセットすることで、CO2排出量を実質的にゼロとする「カーボン・ニュートラル・トレイン」として運行します。

「カーボン・ニュートラル・トレイン摂津市駅号」の概要は次のとおりです。

1．運行車両
　京都線9300系車両（8両編成）　1編成

2．運行期間(予定)
　2010年3月14日（日）［摂津市駅開業日］～7月31日（土）
　
3．特　　徴
　・列車運行により生じるCO2をオフセットすることで実質的なCO2排出量ゼロを実現。
　※9300系車両は、当社でもっとも省エネルギー性能の高い車両で、ブレーキ時に電動機の回転力を活かして発電して架線に電力を返す回生ブレーキを備え、当社の通常車両の運行に使用する電力の約60～70％の電力で走行できます。
　さらに、この車両の運行に使用する電力を発電する際に排出されるCO2の量（約208t-　　CO2　*1）に相当するCO2排出枠を購入することで、実質的なCO2排出量ゼロを実現します。（*1　本列車運行期間4ヵ月半の合計想定値）
　なお、当社の保有車両のうち、46％が回生ブレーキ車両です。
　・NPOの企画監修のもと、沿線の行政等とも連携し、環境啓発情報やさまざまな主体による環境への取り組み等、環境をテーマにしたポスターを車内の全ての掲出枠を使って展開。あわせて、摂津市駅で取り組む環境施策もポスターで紹介。
　・環境メッセージ列車「エコトレイン」のデザインのテイストを引き継ぐとともに、摂津市駅のキャッチフレーズ「エコではじまる新しい駅」をイメージさせるラッピングデザイン。

4．企画監修
　NPO法人環境市民
　※京都に本拠地を置く環境NPO。グリーン購入や自治体を対象とした環境首都コンテストの主催等の活動に取り組んでおり、2004年度グリーン購入賞環境大臣賞受賞等の実績あり。（　http://www.kankyoshimin.org/　）

5．車体ラッピングデザイナー
　ウマカケバ　クミコ　氏
　同氏には、2008年12月1日～2009年7月31日の8ヶ月間にわたり運行した環境メッセージ列車「エコトレイン未来のゆめ・まち号」のラッピングデザインもご担当いただきました。
　※大阪生まれ、大阪在住。大阪美術専門学校卒業。グラフィックデザイナーを経て、1995年より本格的にイラストレーターの道へ。広告・書籍カバーイラスト、キャラクターデザインを中心に活動中。

参考　環境メッセージ列車「エコトレイン未来のゆめ・まち号」の概要
　運行期間：2008年12月1日～2009年7月31日
　運行区間・車両：神戸線・宝塚線　8000系　各1編成、京都線　8300系　1編成
※ご乗車のお客様に環境問題を分かりやすく伝え、グリーン購入等一人ひとりがすぐにできる環境保全の行動を呼びかける取り組みとして、第11回グリーン購入大賞（主催：グリーン購入ネットワーク、後援：環境省、経済産業省、日刊工業新聞社、毎日新聞社、読売新聞社等）の最高の賞である環境大臣賞を、 2009年11月に受賞。

阪急電鉄
　http://rail.hankyu.co.jp/

<お問い合せ先>
阪急電鉄株式会社　広報部　06-6373-5092

発行元：阪急阪神ホールディングス
　　　　大阪市北区芝田1-16-1