[PR]
アールテック・ウエノ、男性型脱毛症に対するRK-023前期第2相臨床試験開始
ニュースリリース|RK-023|
このたび、男性型脱毛症(注1)治療薬として当社が開発中の新規化合物RK-023の前期第2相臨床試験を開始しましたので、その概要について下記のとおりお知らせいたします。
当社は、新規生理活性脂肪酸誘導体である新規化合物(開発コード RK-023)を、皮膚疾患領域の治療薬として開発しており、このたび、男性型脱毛症に対する前期第2相臨床試験を開始しましたのでお知らせします。
RK-023につきましては、昨年来、健康成人男性を対象に行ってきた第1相臨床試験において安全性上の問題は少ないことが示されております(注2)。そこで、男性型脱毛症患者を対象に長期使用でのRK-023の安全性の確認及び予備的な有効性の検討を行う目的で、前期第2相臨床試験を開始しました。本試験は、頭皮への治験薬13週間連続塗布によるプラセボ(注3)を対照とした2重盲検試験(注4)として実施します。
本試験では、RK-023の安全性及び薬物動態について確認するとともに、毛髪に対する有効性を予備的に確認します。
当社代表取締役社長の真島行彦は、「当社の重点領域である皮膚科において自社開発を進めてきた男性型脱毛症に対するRK-023の前期第2相臨床試験が予定通り開始できたことを嬉しく思います。迅速に開発を進めるとともに、国内外での提携交渉を進めていく予定です。」と述べております。
当社は、男性型脱毛症治療薬としてRK-023の開発を迅速に進めることにより、少しでも早く男性型脱毛症の悩みを持つ患者様のお役に立てるようにいたします。
(注1)
男性型脱毛症は、壮年性脱毛症とも呼ばれ、思春期以降に、男性ホルモンの影響を受け、頭頂部から前頭部に限局して、太く長い毛が再生せずに、細く短い軟毛に置き換わり、最終的には毛包は萎縮し毛髪数が減少する、段階的に薄毛・脱毛が進行する疾患で、日本では約1200万人の男性が罹患しています。
(注2)
2009年7月16日付当社プレスリリース参照
(注3)
薬剤(ここではRK-023)が含まれていない製剤。
(注4)
臨床試験を客観的に実施するため、被験者も、治験を行う医師も、治験薬、プラセボのどちらを使用しているのか分らずに試験を行う方法。
[この件に関するお問い合わせ先]
株式会社アールテック・ウエノ
ビジネスマネジメント部 IR担当
TEL: 03-3596-8011
ここで掲載されている記事は、企業や団体、機関などのプレスリリースを、弊紙仕様の表記に替えることを除いてほぼ原文のまま公開しています。この記事に関する問い合わせ、ご質問はそれぞれの発表者にご連絡下さい。
リリース速報(提供:共同通信PRワイヤー)
※見出しをクリックすると共同通信PRワイヤーの記事ページに移動します。
バックナンバー
- アールテック・ウエノ、男性型脱毛症に対するRK-023前期第2相臨床試験開始 2009.10.08 木曜日 共同通信PRワイヤー