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ディスコ調査、6月1日現在の内々定率は前年比12.9ポイント減

ニュースリリース|内々定率|

 新卒採用広報メディアを中心に様々なサービスを提供する株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小坂文人)は、2010年3月卒業予定の大学生モニターを対象に5月29日~6月4日の期間、インターネットで就職活動状況調査を行いました。その結果、6月1日現在の内々定率は、前年比12.9ポイント減の62.8%でした。この内々定率は、就職氷河期が終わり、採用数が増え始めた2004年6月調査と同じ数値です。(別紙図表1参照)

 また、内々定を得る見通しについて、「選考中の企業はなくまったく見通しが立っていない」(28.0%)「就職以外の道(進学、留年など)を考えている」(17.4%)をあわせると45.4%にのぼり、学生が苦戦している様子が目立ちました。

1.複数社からの内々定保持者が大きく減る
 6月1日現在、内々定を得ている学生は全体の62.8%でした。内々定社数の内訳を見ると、特に「3社」以上から内定を得た学生が、前年の32.9%から19.2%に大きく減る一方、「1社」は58.8%と前年(41.9%)より16.9ポイント増えていました。それに伴い、一人あたりの内々定社数も1.8社と、前年の2.2社から減少しています。売り手市場に見られる、いわゆる“内定コレクター”のような学生は影をひそめたといえそうです。

2.最終的には「大手志向」?就職決定企業に決めた理由
 複数企業から内々定を得て、就職決定企業に決めた理由(複数回答)の上位3項目には「仕事内容が魅力的」(34.4%)、「将来性がある」「世の中に影響力が大きい」(ともに28.8%)が挙げられました。また上位10項目について、昨年11月に調査(*1)した結果と比較すると、今回の調査では「大企業である」「有名企業である」がそれぞれ8位と9位にランクインしていました。特に「有名企業である」は、就職先決定企業に決めた“最大の理由”のトップに挙げられています。このことからも、今年の就活生の“大手志向”が読み取れるといえそうです。(別紙図表2参照)

3.就活の難易度「厳しい」は16ポイント増で、7割を超える 
 就職活動を「とても厳しい」「やや厳しい」と感じる学生の合計は、前年(57.5%)より16.1ポイント多い、73.6%に達しています。また今年の就職活動を“買い手市場”だと実感するか聞いたところ、「強く実感する」「やや実感する」が合わせて76.8%にのぼりました。(別紙図表3参照)

*1.昨年11月調査時の設問は「就職先企業を選ぶ際に重視する点」(選択肢は同じ)
*別紙図表は、本リリース掲載webページからご覧ください。


《『日経就職ナビ2010 就職活動モニター調査』(2009年6月)概要》
発  行: 株式会社ディスコ
対  象: 2010年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)
調査方法・期間: インターネット調査法、2009年5月29日~6月4日
サンプリング: 株式会社ディスコ「日経就職ナビ2010 就職活動モニター」
回 答 数: 1,064人(文系男子370人、文系女子278人、理系男子306人、理系女子110人)
*「日経就職ナビ」は株式会社日経HRと株式会社ディスコが運営する、学生のための就活サイトです。

[この件に関するお問い合わせ先]
株式会社ディスコ 社長室  担当:谷口、前川  Tel:03-5804-5707
コーポレートサイトURL: http://web.disc.co.jp/

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