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富士ゼロックス、独自開発LEDプリントヘッドが日本画像学会「技術賞」受賞

ニュースリリース|日本画像学会|

 富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、代表取締役社長:山本忠人、資本金:200億円)のカラー複合機やカラープリンターに搭載している自己走査型LED(発光ダイオード)を用いた高解像度LEDプリントヘッドが、6月10日、日本画像学会(東京都中野区、平倉浩治会長)「技術賞」を受賞しました。1200dpi自己走査型LEDと専用ASICの開発により、従来のLEDプリントヘッドの課題を高解像度化と同時に解決し、電子写真技術の進歩へ大きく寄与したことが評価されました。

 ▽受賞したLEDプリントヘッドについて
 LEDプリントヘッドは、ポリゴンミラーやミラーを回転させるモーターなどが不要で大幅な小型化と機械ノイズレスなど多くのメリットを有する一方で、多数の発光素子を有するため、素子の光量ばらつきが濃度むらを生じさせ、高画質化が困難という課題がありました。

 そこで当社は、高画質化のため、LED素子に自己走査機能を持つ高解像度(1200dpi)SLED*1と、全発光素子を1個の高機能ドライブASIC*2で緻密に集中制御する「LED露光制御技術」DELCIS*3を開発、さらに光学特性が均一なレンズを採用し、レーザーROS(Raster Output Scanner)方式と同等以上の高画質を実現する高解像度(1,200X2,400dpi)なLEDプリントヘッドをシンプルな構造で実現し、より一層の小型化を達成しました。

*1 Self-Scanning Light Emitting Device。素子を順次発光させる機能を内蔵したデバイス
*2 Application Specific Integrated Circuit。特定用途向け集積回路
*3 Digitally-Enhanced Lighting Control Imaging System。独自のSLEDを用いた「LED露光制御技術」。一つのASICですべてのSLEDを集中制御する高精度な光量補正により1,200X2,400dpiの高解像度を実現した。DELCISは日本における登録商標です。

 ▽商品への搭載
 当社はこのLEDプリントヘッドを2007年11月に発売したフルカラーデジタル複合機4機種(ApeosPort-III C3300/C2200、DocuCentre-III C3300/C2200)に初めて搭載し、その後もカラープリンター「DocuPrint C2250」、2008年11月に発売したフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-III C3305/C2205」といった当社の主力機種に導入しています。

 このLEDプリントヘッドは従来のレーザーROS方式と比べて大幅な小型・軽量化を実現し、小型化によりできた広い用紙排出スペース(用紙トレイ約一段分)には、ホチキス止めが可能なフィニッシャーを装着することもでき、省スペースと効率化を実現しています。

以上

[この件に関するお問い合わせ先]
富士ゼロックス株式会社
広報宣伝部広報グループ
坂東正章
TEL:03-6271-5120
e-mail:masaaki.bando@fujixerox.co.jp

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