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　米アナログ、高帯域通信、イーサネットＩＣソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社（以下：マイクレル社、横浜市西区みなとみらい　代表取締役社長：山本一博）は本日、同社の「グリーン製品施策」の一環として、 業界最新かつ最も革新的なグリーン電力アナログＩＣソリューションを、年一回の２００９ ＡＰＥＣ (Ａｐｐｌｉｅｄ Ｐｏｗｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ Ｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ)トレードショーで展示することを発表した。

　同社が実施中のグリーン低消費電力ソリューションへのコミットメントの一環として、マイクレル社は、ＯＯＫ/ＡＳＫデモジュレータ付きの超低消費電力３００ＭＨｚ～４５０ＭＨｚスーパーヘテロダイン・イメージ除去ＲＦレシーバ、ＭＩＣＲＦ２１９を展開する。この装置は、継続的な受信操作中でもわずか１２ｍＷの電力消費(３１５ＭＨｚで４．０ｍＡ＠３．０Ｖ)という新しい低消費電力レシーバの基準を作った。これは、リモートキーレスエントリー装置に理想的。低電力シャットダウンモードでは、１．５ｕＷまで電力消費が低減できる。このＩＣは量産品が購入可能で、価格は１０，０００個で１．６２米ドルから。

　マイクレル社ミクスドシグナルおよびＲＦ製品部長Ｊｏｈｎ Ｌｅｅ氏は「ＲＦ技術を応用し、低消費電力を重要な要件とする革新的な機器により、ＲＦ市場はグローバルに拡大し続けている。マイクレル社の新しいＲＦレシーバは、ユーザーでのプログラミングが可能な自動ポーリング機能が備わっている。この機能では、マイクロコントローラがスリープ中に、レシーバのみスリープ解除して有効ビットの自動ポーリングをする間、平均消費電力を０．５ｍＷ以下に低減できる。この機能により、劇的に消費電力が削減でき、電力消費やコストに厳しい設計者にとって理想的な選択肢となっている。」と述べる。

　ＭＩＣＲＦ２１９は、データ転送速度１ｋｂｐｓ(マンチェスター�エンコード)で-１１０ｄＢｍの受信感度を提供し、利用可能レンジを大きく広げている。実装には、クリスタル１個と最小限の外部コンポーネントで済む。低コストで低消費電力のＲＫＥやＴＰＭＳなどリモート動作機器に理想的。このＩＣではまた、スケルチ機能のオプションもある。この機能は、有効ビットが検知されるまで、データ出力を禁止するもので、これにより、有効ビットが感知されるまで、マイクロコントローラを低電力シャットダウンモードのままにしておくことができる。感度抑制機能（デセンス）では、感度を６ないし４２ｄＢ程度制限できる。この機能は、受信したい近隣のトランスミッタのみを認識するようレシーバを調整し、遠くにある受信したくないトランスミッタ信号を受信しないようにするのに便利である。自動ポーリング機能でも、マイクロコントローラのスリープ解除前でも、レシーバをスリープから解除して有効ビットのポーリングをできる為、電力消費を０．５ｍＷ以下に低減できる。これにより、大幅な節電が可能。

注記:ＭＬＦは、Ａｍｋｏｒ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙの登録商標。

製品詳細、データシートはこちらから入手可能（英文）。
http://www.micrel.com/page.do?page=/product-info/products/micrf219.jsp

　▽マイクレル・セミコンダクタについて
　マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサーネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。

　本社と最先端のウエハ－製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報はhttp://www.micrel.jp/から入手可能。

■お問い合わせ先
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1
クイーンズタワーA　14F
担当　村井
TEL　： 045-224-6616
FAX ： 045-224-6716
E-mail ：info14@micrel.co.jp
ホームページ: http://www.micrel.jp

［ 2009.02.23 月曜日 11:20   海外情報 ］

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