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日経225先物 本日の展望=トレイダーズ証券

ニュースリリース|トレイダーズ証券|

 前週末6日の米国株式市場は予想を大幅に上回った失業率を嫌気し急落。NYダウは3%越える下落となり、今日の日本株市場も大幅に下げてスタートしそうだ。

 CME清算値は大証大引けよりも455円安い14,065円。今週はメジャーSQを週末に控えているが、日経平均は権利行使価格14,000円を維持できるかが本日の注目点となる。

<6日の米国株式市場>
 6日の米国株式市場は取引開始前に発表された5月失業率が事前予想の5.1%を大きく上回る5.5%、非農業部門雇用者数は-4.9万人(予想-6.0万人)となった。
失業率の大幅悪化を受けてドルは売られ、10年債利回りは急低下、原油価格は上昇する波乱含みのスタートとなった。

 ダウは大幅安からのスタート後に下げ幅を拡大。ダウ採用全銘柄が下落し、セクター別では金融が安い。

 結局主要株価指数は午後も更に下落し安値圏で取引を終了。ダウは394.64ドル安い12,209.81ドル、ナスダック総合は2,474.56(-75.38)で取引を終えた。

<日経225先物 本日の展望>
 今週末は日経225先物・オプションのSQ日となる。先週までは権利行使価格14,500円が中心となりそうな情勢だったが、雇用統計ショックにより状況が一転しての寄り付となりそうだ。

 ここ最近はファンダメンタルズ的な要因での上げ下げというよりは需給関係で上下に振幅することが多く、そのことを考慮すれば仮に今日14,000円付近からの大幅下落でスタートすれば、買い戻しの流れも生まれそうだ。

 CME清算値14,065円以上の目処は一目均衡表基準線14,075円、25日線14,085円や一目均衡表転換線14,135円、5日線14,376円。一方下値の目処は14,000円の大台や26週線13,795円。

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http://www.traderssec.com/invest/nikkei225/225_condition.html

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