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トッパンNSWとフレパーがデジタルデータ保管サービスで協業
ニュースリリース|トッパンNSW フレパー|
株式会社トッパン・エヌエスダブリュ(以下 トッパンNSW、本社:東京都文京区、代表取締役社長:道用 雅浩)の秘密分散技術の一種である電子割符とフレパー・ネットワークス株式会社(以下 フレパー・ネットワークス、本社:東京都港区、代表取締役:宮之内 誠人)の独自の広域分散化技術を活かして、安全性の高いデジタルデータの保管サービスを2008年6月よりリリース致します。
▽背景と狙い
近年の国内外におけるたび重なる気象災害やテロ行為の脅威は、ネットワーク環境なしでは円滑な稼動ができない企業にとって甚大な被害をもたらしているのが現状です。このため複数拠点でバックアップ体制を構築することが急がれていますが、従来のデータセンター等での運用では、ストレージ容量が固定されているため、予め見込めるデータ容量を予想するのが難しく、必要以上の運用費がかかっております。また、今後データの長期保存の義務化により大容量ストレージの必要性も高まり、各企業は膨大な経費の捻出が必要とされています。
一方、社会問題となっている情報漏えいにも対応しようとすると、自社で本格的なサーバシステムを構築し、専任技術者を確保して運用するか、または社外の高価なサービスを利用する他に方法がなく、大手以外の企業では、未だ導入に踏み切れていないのが現状です。
この度、両社が提供する分散型デジタルデータ保管サービスは、両社独自技術の組合せにより、企業の複数の支店や事務所の余剰スペースにPCレベルのサーバを設け、高価な専用線を用いずコンシューマ回線(100M)で利用できるようにしたものです。地震などの災害時にもデータを保存することができ、万一の故障などの事故の際でも新たに安定した別サーバにレプリケーションを作成する為、データは常に多重化で保全されます。電子割符を利用することにより保存されるデータも元データではなくなりますので、強固な情報保護に対応した安全性の高いデジタルデータ保管サービスとなります。
また、インターネット経路にも元データは転送されない為、セキュリティを高めたデータ保管環境を安価にご提供することができます。今後、両社では本サービスの早期リリース(2008年6月)および、販売促進、運用管理において協業し、お客様に安価で安心・安全なデータ保管サービスを提供します。
▽両社の強み
トッパンNSWの秘密分散技術を使った電子割符は、デジタルデータを相関性のないデータ片(割符データ片)に分割して、割符データ片が揃わないと復元ができません。電子割符はパッケージソフトウェア「割符deガード」として市場にリリース済で、各業界に多数の導入実績があります。
また『政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準』の移送時の電磁的記録の保護対策【強化遵守事項】を満たすデータ分割方法です。フレパー・ネットワークスが展開する広域負荷分散型ストレージサービス「DIGITAL DATA DAM」は、150社以上の利用実績を持つ技術です。独自に構築した広域負荷分散型のデータ配信システムと、全国に設置しているサーバ群にデータを常時多重化して保管できます。データを広域に分散し多重化での保管を維持し続ける為、地震・火災・停電などといった災害時にでもデータを消失するリスクを極限まで低下でき、データ保管の安全性を確保できます。
この両社の独自技術により、VPNや専用線のように途中経路・機器に依存し運用の手間をかけることもなく、安価なインターネット回線を用いて、安全にデータ通信を行い、かつデータを安全に保管することができます。
▽本サービスの特長
◆強固なデータ保護・保管が可能になる
元データが分割され広域に分散化し多重化保管が可能になる為、インターネットの最大の不安である情報漏洩に対処可能になります。
◆安価で簡易に導入できる
データセンターに構築せずに済むため初期の負担も少なく、高額な専用線、大規模なサーバ、サーバ維持のための特別な電源・空調設備が不要なので月額費用が安価になります。大手以外の企業さまでも手軽にご導入いただけ
ます。
◆災害時にデータが紛失しない
複数箇所にデータが分散格納されるため災害時やHD故障などの事故時でも、新たに安定した別サーバにレプリケーションを作成する為、データは常に多重化で保全されます。
◆運用の手間が少ない
技術者の確保が不要です。企業内の簡易サーバを24時間通電させていただくのみの簡単な運用となります。
◆BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)に対しての取り組み対応
将来的に長期保存すべきデータの保管として、自社独自の広域分散型のデジタルデータ保管庫を安価に構築できる為、企業コンプライアンスを高められます。
▽動作イメージ
(1) 保存したいデータを割符サーバにて2分割化(AとB)
(2) 分割データは、アップロードサーバへ
(3) 各支店の環境を監視しているサーバが保管先を指示
(4) アップロードされた分割データを各支店に2重化にして保管
(5) C支店が障害の際には、D支店のデータをE支店にて複製化し、
常時データ2重化保持
▽今後の展開
本サービスでは、保管する内容として
1. 機密性の高いデータのバックアップデータ(経理・開発・個人情報など)
2. 巨大データの保管(CADデータ、デザイン、写真、動画など)
3. 倉庫などに保管している社内書類のデジタル化したデータ
4. 長期保存の必要性があるが、日常使わないデータのバックアップ(ログデータ・監視データなど)など、上記データ等を想定しており、中堅企業様を中心に販促をし、2010年までに、年間3億円の売上を見込んでいます。
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- トッパンNSWとフレパーがデジタルデータ保管サービスで協業 2008.04.07 月曜日 @Press