東京国際映画祭 二大クラシック特集決定、寺山・オーソン東西の鬼才を回顧
第28回東京国際映画祭(10月22日~31日開催)では、クラシック特集として寺山修司氏と、オーソン・ウェルズ氏の特集上映を開催する。
寺山氏は、詩人・演出家・映画監督とマルチな才能を発揮して60年代のアンダーグラウンドカルチャーを牽引。同氏の遺した戯曲、映画、言葉たちは今も世代を超えて世界に影響を与えている。特集上映では、生誕80年を記念して、同氏が監督した長編映画作品をセレクトし特集上映を行う。
オーソン氏は、「市民ケーン」でセンセーショナルな映画界デビューを飾り、世界映画史に多くの未完作品や異なるバージョンを含む膨大なフィルモグラフィーを生み出した。特集上映では、ミュンヘン映画博物館の協力を得て、「市民ケーン」などの代表作の上映を予定。生誕100年の節目にまだ誰も知らないウェルズに迫る。
寺山修司:写真提供:テラヤマ・ワールド
オーソン・ウェルズ:© 1948, renewed 1975 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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- 東京国際映画祭 二大クラシック特集決定、寺山・オーソン東西の鬼才を回顧 2015/05/14 木曜日