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エスディーシーがNEDO成果展示会に参加
【ねじ・ネジ・業界紙】SDCブランドで知られる†田中(大阪市住吉区。田中信一社長)の製造部門会社である†エスディーシー(大阪府堺市神南辺町4−132。同社長)では、先般開催されたNEDO産業技術実用化開発助成事業成果展示会に参加し、プラズマ浸炭処理の低温域制御の成果を以下の通り発表した。
平成13年12月から平成15年3月までの期間で「プラズマ浸炭処理の低温域制御高性能化とその急冷法開発事業」に取り組む。これは、金属チタン(純チタン・チタン合金)やオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304・SUS316)の欠点である耐摩耗性の向上・耐かじり性の改善・焼付防止のために、従来からあるプラズマ浸炭処理における技術上の問題点である低温(400℃〜700℃)処理技術の確立を求めて研究を重ねたもの。
結果、チタン合金の機械的性質及びステンレス鋼の耐食性を劣化させない低温域で処理を行ない、僅かな幅の温度帯での制御を可能にした“マイクロパルスを高速で制御できる装置のSDCプラズマ装置”及び“制御技術”の開発に成功した。本年4月には、その成果を評価するNEDOの確定審査に合格している。
第1913号
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- エスディーシーがNEDO成果展示会に参加 -- 2003/11/27 木曜日