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第1回四地域ねじ協会交流大会を開催†

 【ねじ・ネジ・業界紙】交流大会は日本ねじ工業協会・生駒敏専務理事の司会ではじまり、同協会・嶋田亘副会長が開会宣言。


 つづいて、各地域の代表者が本大会に寄せる期待や景気動向などに触れた挨拶を、日本・中国・韓国・台湾の順に別項の要旨でしたあと、それぞれの地域からの参加者が紹介された。記念品の贈呈では、日本ねじ工業協会より参加への感謝の意を表す楯などが三地域に、そして同協会にも幹事団体としての労をねぎらう記念品が贈られた。


 つぎに会議進行の議長に日本ねじ工業協会・望月会長を選出。議事に入り、各地域ねじ業界現況報告では日本・北井正次国際委員長が「本年上半期のねじ生産は僅かですが数量・金額ともに対前年同期比を上回っています。しかしながら、伸び率が収益の増加に繋がらず本格的な回復には至っておりません。日本のみならず、世界のねじのユーザーはコスト低減のために、我々ねじメーカーに高品質製品を低価格で供給するよう要求してきております。それらに対応するためにも、ここに集まった四協会が互いに情報交換を密にし、協調体制の確立、共生の方策を図って行くべきではないかと思います」と述べた。そのあと、中国・馮金堯秘書長、韓国・李永昌螺絲分科委員長、台湾・林嘉平国際交流委員長らが、各地域ねじ産業の生産水準及び対ユーザー受給情勢等について報告をおこなった。


 次の議事である第2回四地域ねじ協会交流大会に関しては、中国サイドより幹事団体としての候補がなされたことを踏まえて、来年10月に上海市で開催するものとし、翌年には第3回を台湾で、その次の年に第4回を韓国で実施することを決定した。


 全ての議事が終了し、日本ねじ工業協会・竹中弘忠副会長が閉会宣言をおこない、懇親会までの空き時間を利用して各地域における材料価格・供給動向等に関する情報交換や見解が示された。


 小憩を挟んでから懇親会場のレストラン・グラントックに移動。望月会長が「皆様の協力により大変好意的な雰囲気の中で、有意義な会議を行なうことができました。懇親会では、交流を暖めて、今後の大会に繋がる親睦を図って頂きたい」と主催者挨拶。そのあと、四地域ねじ協会各代表者が揃いの法被を着こんで本大会の成功を祝した鏡開きをおこない、北井国際委員長の発声によって乾杯。


 会場では、邦楽の弦楽器の一つ琴が奏でるなか、各地域からの参加者達が流暢な又は片言の言葉で思い思いに親睦を深める姿もみられ、次回交流大会主催の中国・李暁山名誉会長の挨拶や祝電披露とおこなわれて、日本ねじ工業協会・土肥雄治国際副委員長の閉会挨拶の後に全員での三本締めがなされ散会となった。





第1913号

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