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日東精工 新発想のタッピンねじ発売、2種類の焼入れで「硬さ」追求

 【ねじ・ネジ・業界紙】日東精工 日東精工㈱(本社=京都府綾部市。材木正己社長)では、コンチファスナーAG社のライセンス『CORFLEXⓇ―I(コアフレックス―ⅠTM)熱処理』の採用により、締結部は調質硬度特性を有し、先端部は鋼板などに対するセルフタッピングが可能なねじの量産化に成功。2種類の焼入れで“硬さ”を追求した新発想のセルフタッピンねじであり、12月から本格販売を開始した。

 鋼板へ使用するセルフタッピンねじには、一般的なボルトに施されている調質焼入れではなく、浸炭焼入れがおこなわれている。これは、調質焼入れではねじ山の硬度が確保できないため、表面硬度を高くできる浸炭焼入れの優位性を活用したものである。

第2348号2面

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