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浪速鉄工 高耐食性合金めっきを開発
【ねじ・ネジ・業界紙】 浪速鉄工(株)(大阪市港区。堀川忠彦社長)では、表面処理受託業務を行う木田精工(株)(東大阪市宝町。木田潔社長)と共同で、高耐食性合金めっき「NCクリスタルコート」および「NCブラックダイヤコート」を開発。
先般、浪速鉄工本社の会議室にて記者発表会を開き、同製品の有用性や今後の販売展開などについて説明した。
「NCクリスタルコート」および「NCブラックダイヤコート」は、鉄素材に厚さ8μmのNCクリスタルコート、0・5μmの三価クロメート、1μmのZECコート処理を施した三層構造。
耐食性を要求されるため価格の高いステンレス鋼を使用するケースは多いが、新開発の高耐食性合金めっきは鉄素材に対しステンレスと同等以上の耐食性を実現しているので、ステンレス鋼から鉄+クリスタルコートに変更し、コストを大幅に下げることができる。また、めっき厚が薄いのでナットのオーバータップも不要となっている。
第2335面
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- 浪速鉄工 高耐食性合金めっきを開発 -- 2015/08/24 月曜日