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紀州ファスナーのスリーロックナット
【ねじ・ネジ・業界紙】紀州ファスナー†(東大阪市若江南町5−3−53)が提供する「スリーロックナット」は、締付トルクの均一化と調整並びに高い戻しトルクが得られ、振動等を要因とする緩みに強い締結部品である。幅広い分野の市場・ユーザーから“外したいとき以外は緩まない”ロックファスナーとして好評を得ている。
スリーロックナットの構造は、ナットの半面を錘状に内部のねじ部方向へ傾斜成形して、その円弧状をなす斜部分の3ヶ所に凹圧縮加工が施されている。締付時には半径に近い方向の力のみが軸部(ボルトねじ部など)へ加わり、均一間隔の3ヶ所からの締付トルクが増大して、緩みに強い仕組みである。また、ナット一個一個の微妙な高さのバラつきが製品のトルクに影響を与えるため、製造工程においてはナットと押えパンチの距離を一定にしてから凹状にプレス(圧縮加工)をおこない、トルクにバラつき及びムラの生じない安定した製品を生産する技術を確立している。
第1904号
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- 紀州ファスナーのスリーロックナット -- 2003/08/29 金曜日