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ねじの街「九条」の分断に反対†

 【ねじ・ネジ・業界紙】「阪神西大阪延伸線」工事は、約四十年前に住民による反対運動で一旦は中止に追い込まれたという経緯がある。ところが平成13年7月に第3セクター西大阪高速鉄道が設立され、国の補助事業適用を受けて再着工が決定した。その後の環境の変化にも対応していない工事計画は、以前にも増して住民の不安を煽る形となった。


同延伸線事業は、阪神西九条駅と近鉄難波駅(全長約3.8キロメートル)を結び、区間内に三つの新駅を設置する計画で総事業費は千七百十一億円。西九条駅から約0.9キロメートル部分は高架、残りの区間は地下鉄となる。


「もぐれ阪神・街づくりを見直す会」では、阪神西大阪延伸線の全線地下化を求めている。この要求を実現するために弁護団8名を動員して同工事の取消訴訟に至った。4月の提訴以降、第一回公判が6月に大阪地裁大法廷で開かれた。住民等は第二回(8月26日)・第三回(9月25日)に向けて準備を進めている。


なお組織名「もぐれ阪神」は、関東の小田急新宿〜成城学園間高架工事に関する住民訴訟に因んだものであり、同じ境遇に直面した市民の住環境を守るための連携強化を目的に名付けられた。小田急訴訟は、一昨年10月に原告住民側の訴えを認める判決が東京地裁より下されている。





第1904号

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