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近畿小ねじ会 ねじ用材料の最新技術を学ぶ

 【ねじ・ネジ・業界紙】 近畿小ねじ会(神山裕義会長=神山鉄工所)は11月14日、大阪・上本町の木曽路上本町店で例会を開催。大阪精工(株)の森川勉常務と岩本真一係長を講師に招いて材料に関する講義を聴講するとともに、市場動向や材料価格などに関する情報交換を行った。

 今回の大阪精工・森川常務、岩本係長を招いての講演テーマは「最新の材料技術事情」。
 森川常務は「低価格の海外製ねじが日本に入り込んでおり、これに対抗する施策として当社はトータルコストの削減を目指した非調質鋼を開発しています。円高のなかでも海外との競争に通用する材料ということで量産化を進めている」と述べてから、浸炭焼き入れ・焼き戻し不要の極低炭素非調質鋼線と超微細粒鋼鋼線、ベーナイト鋼線の概要と、樹脂専用タッピンねじ向けに開発した超低炭素非調質鋼線を別掲の要旨で紹介した。


第2239号2面

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