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大川精螺工業 メキシコに現地法人を設立、13年秋に工場稼働計画
【ねじ・ネジ・業界紙】 大川精螺工業(株)(東京都品川区。大川克良社長)は11月1日、メキシコに現地法人「オオカワ・メヒカーナ」を設立した。
工場も建設する計画で2013年秋の稼働開始を目指す。海外ではタイに次いで2番目の生産拠点となる。
自動車需要が底堅い北米市場や今後期待される中南米市場向けへの部品供給も視野に入れており、日系自動車メーカーを中心にブレーキホース口金具などを生産するほか、精密冷鍛技術を活用した新しい生産方法、工程、商品開発に取り組んでいく方針。
工場は、首都メキシコ市から北西に約300キロメートル離れた、グアナフアト州イラプアト市のカストロ・デル・リオ工業団地に建設する。州にはホンダ、マツダなどの日系自動車メーカーが進出している。
敷地面積は、6万8000平方メートル。建屋の延べ床面積は、3300平方メートルを計画。稼動当初は、多段フォーマー、二次加工機数台を配置し、状況に応じて順次増設していく考えである。
第2239号1面
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- 大川精螺工業 メキシコに現地法人を設立、13年秋に工場稼働計画 -- 2012/12/10 月曜日