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サトーラシ 複合加工で多彩なアイテム提供に

 【ねじ・ネジ・業界紙】サトーラシ (株)サトーラシ(本社=東京都大田区。佐藤義則社長)の児玉工場(埼玉県本庄市)では、自社設計開発及び改良が施された各種加工用製造設備が多数稼働。同工場の特徴である複合加工による高度な生産システムを確立している。

 納入先から求められる個別の機能を充分に発揮できる造り込みがおこなわれ、それぞれにハイクオリティ&ハイパフォーマンスの高付加価値化を図り、自動車産業向けなどをはじめとする特殊ねじ付き機能部品等の多彩なアイテムの提供を実現している。

 児玉工場では、特に冷間鍛造と切削の組み合わせによる複合化加工を主力とし、永年蓄積された技術力を結集した数々の機能部品を、先端技術の開発と充実の生産ラインから生み出している。
 これを支える一つのベースとなっているのが、自社設計開発及び購入した機械に改良を施した各種加工設備である。代表的な設備を紹介すると、垂直のねじ転造成形を可能にしたインラインスレッダー(Inline Threader)や、微妙な仕上げ精度に調整加工できるエグザクタ(Exacta)等の専用機がある。


第2237号5面

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