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大阪府商工労働部 24年6月期業種別動向調査結果

 【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪府商工労働部が取りまとめた業種別動向調査の24年6月期では、今回の調査対象は金属熱処理業、鉄鋼卸売業、建築一式工事業、軽合金鋳物製造業、織物卸売業、眼鏡小売業、ソフトウェア業の合計7業種。

 このうち、ねじ産業にも関連の高い「金属熱処理業」では、今後の見通しについて、しばらくは現状のまま推移するとみられている。
 しかし、発注元の大手メーカーを中心とした生産の海外シフトに対しては、これといった対策は存在せず、自社のQCDと技術力を伸ばしていくしかないとする企業が多く見られた。
 いずれにしろ、国内の既存取引先からの受注増加は期待薄であることから、海外展開を視野に入れるなど、どの企業も生き残り策を模索している状況にある―としている。


第2231号7面

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