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日本ケミカルスクリュー ねじ製品などCFRP使用の開発に着手を

 【ねじ・ネジ・業界紙】日本ケミカルスクリュー
樹脂製マイクロネジ
 樹脂ねじの量産メーカーである日本ケミカルスクリュー(株)(判治文雄社長)では、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用した製品の開発に着手した。

 CFRPは、強化材に炭素繊維を用いた繊維強化樹脂。母材には主に、硬化性が高く難燃性を有するエポキシ樹脂が用いられる。
 同社では、可塑性樹脂を用い製造コストを大幅に下げる製法を開発中である。最近では、高い強度・剛性と軽さを併せ持つ材料として注目され、軽量化が進む航空機や自動車産業の分野で採用が拡大している。

 CFRPを使用した締結部品が製品化されれば、これらの分野で車体重量の軽量化が期待されることから同社では先ず、ばね製品の開発を進め、今後、ねじの製品化も検討する。


第2226号11面

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