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メイドー インドネシアに工場建設中
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)メイドー(本社=愛知県豊田市三軒町。長谷川裕恭社長)では「お客様の近くでモノ造り」のコンセプトに基づいた国際供給展開の一環に、インドネシア・カラワン県に自動車用高強度ボルト等の生産工場を建設中である。
第一期工事計画に位置付けた新工場は、建屋が本年内に完成の予定で、2013年春にはユーザー評価のクリアによる生産から納入体制までを整えた完全本格稼働を開始する。
新工場のコンセプトは(1)お客様の近くでモノ造り(2)お客様に日本と同等品質品の提供(3)為替リスクの回避(4)天災リスクの分散(5)グループ会社の既存商権確保。
規模は、敷地面積5万6千平方メートル、第一期分の工場建屋面積1万5千平方メートル。
生産設備は、工場の垂直立上げに向けたランニングタイムの短縮に、日本国内工場で稼働させている各種機械を移設導入する。ボルトM8~M16用生産の冷間圧造機、ねじ転造機、焼入焼戻し連続熱処理炉、ジオメット処理装置、摩擦計数安定処理装置(オーバーコート加工)等。
当面は、エンジンや足回りなど高強度ボルトを中心に月産100トンの生産(対応生産能力は最大600トン)を行なう。
第2221号1面
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- メイドー インドネシアに工場建設中 -- 2012/06/12 火曜日