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日本ねじ工業協会と日本ねじ研究協会 合同新年会開く、企業の発展・高度化へ事業展開

 【ねじ・ネジ・業界紙】 (社)日本ねじ工業協会(竹中弘忠会長)と日本ねじ研究協会(相澤正己会長)は1月19日、東京浜松町の世界貿易センタービル38F「東京會舘フォンテーヌ」で両会合同の平成24年賀詞交歓会を開催した。

 産学官、各方面から多数の関係者が顔を合わせ盛会の中に12年の新しい年の幕開けを飾った。
 竹中・相澤両会長と経済産業省の担当課長が年頭挨拶・祝辞を述べ、国際競争が激化する経済環境下において業界並びに各会員企業の発展及び高度化に資する事業の充実化と更なる展開を図る方向を示し、盛り上がりをみせた。

 辰年を迎えた本年のねじ業界は、不透明感が漂う環境にありながらも天空を目指して舞いあがる昇竜の如く暗雲を突き破り、新たな方向性に向けてモノづくりをいっそう探求して品質や精度など高度化ニーズへの対応を図ると共に、あらゆる産業の基礎を担う業界としての重要な役割を再認識。

 日本ねじ工業協会においては、ねじの重要性・認知度向上等を含めた高次元化に「ねじ産業未来開発プロジェクト」や「製造技能検定制度創設」を掲げ、従来の枠組みを超えた広範域での事業を促進。

 日本ねじ研究協会は、国際規格ISO及び日本工業規格JISねじ分野の制定・改正関連作業、各種試験方法の性能評価・検証・確認などの活動を推進。両協会とも業界の将来を見据えた具体的な取り組みが進められている。


第2209号1面

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