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日本精工 自動車用エンジン向け低トルクのローラ軸受を開発
【ねじ・ネジ・業界紙】 日本精工(株)(本社=東京都品川区。大塚紀男社長)では環境問題を視野に入れた燃費向上をコンセプトに、自動車用エンジン向け「低トルクタペットローラ軸受」を開発した。
同製品は、独自開発の特殊高周波焼入れの採用による長寿命化から軸受容量アップが得られ、軸受における小型・軽量化の実現でエンジンの高効率化に貢献する。
【主な技術の特長】
(1)特殊熱処理による転がり疲れ寿命の向上=タペットローラ軸受のころ及び軸に特殊熱処理を施すことにより、従来の2倍以上の長寿命化を実現。結果、同じ軸受寿命では従来比約20%の軽量化に成功。
(2)小型・軽量化による低トルク化の実現=長寿命化技術を活用した小型・軽量化により、軸受単体で従来比30%~40%の低トルク化を実現。
第2207号2面
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- 日本精工 自動車用エンジン向け低トルクのローラ軸受を開発 -- 2012/01/27 金曜日