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ハードロック工業 日本の高い安全技術を世界にアピールでイノベータ―大賞を受賞
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)日経BPが主催する日本イノベータ―大賞表彰式が12月2日に東京都のグランドプリンスホテル高輪で開催され、ねじ関連企業ではハードロック工業(株)の若林克彦社長が「緩まないナット『ハードロックナット』」で最高位の大賞を受賞した。
選考理由としては、東日本大震災に際し、同製品を導入している東北・上越新幹線が脱線事故を防ぐことに貢献したことや、それにより日本の安全技術の高さを世界にアピールしたことが挙げられた。
ハードロックナットは、日本古来の「クサビ」の原理を応用することでボルト・ナットの隙間を軸直角方向から完全に抑え込み緩みを防ぐ。
鉄塔や長大橋、原子力発電所等メンテナンスが困難な箇所に極めて有効であり、新幹線車両にも採用されるなど社会インフラの安全確保に大きく貢献している。
製品化から30年以上の使用実績があり、世界各国でも高速鉄道等に導入され注目を集めている。
第2205号3面
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- ハードロック工業 日本の高い安全技術を世界にアピールでイノベータ―大賞を受賞 -- 2012/01/04 水曜日