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阪村機械製作所 新パーツフォーマーMNF―510型機を開発、クリアランスゼロなどの特徴

 【ねじ・ネジ・業界紙】阪村機械製作所
阪村機械製作所の新開発フォーマー“MNF―510型機”
 (株)阪村機械製作所(京都府久世郡久御山町)では「常に新技術のサカムラ」を掲げた取り組みの中で、今回、新たなパーツフォーマー“MNF―510型機”を開発した。
 同機は、6段目に検査システムやタッピング(ねじ立て)加工等が組み込める特殊仕様の5段構造及び、全ての機構にベアリングを採用したクリアランスゼロなどの特徴を有している。

 新開発のMNF―510型機は、先般に東京で開催されたMF―TOKYO2011に出展の超高精度パーツフォーマーMNF―410型機の改造をおこない、サカムラがナット(パーツ)フォーマーにかける夢を実現した最新機である。

 代表的な特徴としては、オペレーターがラムの前進・後進・停止の微調整を見ながら手動でおこなえ、クラッチ滑りからの不要な金型破損の問題を解決する“ジョグダイヤルシステム”の装備。
 全ての機構にベアリング構造を採用し、高精度ガイドシステム等によるクリアランスのゼロやベアリング(市販)交換だけのメンテナンスフリーを可能にした。
 また、X寸法を機外より調整できるラムストッパー機構、稼動状況及びそれに伴う生産精度等が目で見て解かる可視化の品質管理モニターなど、多彩な同社独自のテクノロジーが搭載されている。


第2200号5面

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