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ソケットスクリューメーカー 鉄鋼材料価格上昇に11月から製品価格を値上げ
【ねじ・ネジ・業界紙】 六角穴付きボルト等のソケットスクリューメーカー各社は、鉄鋼材料価格の値上げに伴い、ソケットスクリュー製品価格の値上げに近く踏み切る模様である。
加工油や梱包材料等副資材の高騰も含め、既に小ねじ・タッピンねじメーカー筋では5~10%程度値上げを行う意向をのぞかせており、ねじ製品の多品種にわたる価格是正の動きが拡大するものと予測される。
ソケットスクリューメーカー筋によると、ここえきて鉄鋼メーカーは10月からクロモリブデン鋼材の価格を合計でトン当り1万3千円~1万5千円程度の値上げを打ち出してきている。
このため、ソケットスクリューメーカー各社は、主要材料価格の大幅な値上げと、更には副資材の値上げも重なり採算が急速に悪化しているために、自社努力での吸収は困難として、まず構造用鋼製品は11月から製品価格を引き上げるためそれぞれ交渉に入っている。
第2200号1面
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- ソケットスクリューメーカー 鉄鋼材料価格上昇に11月から製品価格を値上げ -- 2011/11/02 水曜日