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東京鋲螺協同組合 防災、事業継続計画（ＢＣＰ）セミナーを開催
【ねじ・ネジ・業界紙】
講師の勝俣氏 東京鋲螺協同組合（今西浩一理事長）は１０月７日午後、東鋲会館で「防災、事業継続計画（ＢＣＰ）セミナー」を開催した。講師は、セキュリティビジネスを展開するニュートン・コンサルティング（株）副社長の勝俣良介氏。
ＢＣＰ（ｂｕｓｉｎｅｓｓｃｏｎｔｉｎｕｉｔｙ ｐｌａｎ）とは、企業が災害や事故などの予期せぬ出来事が発生した際に、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続あるいは目標復旧時間内に再開できるようにするため、事前に策定しておく行動計画のこと。
東日本大震災により部品供給に支障が生じて自動車などの組み立てラインがストップするという事態が生じたが、このような障害を最小限に抑えるために事前に対策を用意しておくことが企業経営において重要視される時代になった。
大企業ではＢＣＰの導入が進んでいるのに比べ、中小企業の導入率はまだ低いけれど、今後は、ＢＣＰを策定しているかどうかが取引条件の一つになることも予想される。なお、現在のところＢＣＰに関する規格は、任意のもののみで公的なものはないが、講師の勝俣氏は「近い将来ＩＳＯ規格になる見通し」との見解を示した。
第2199号2面
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- 東京鋲螺協同組合 防災、事業継続計画（ＢＣＰ）セミナーを開催 -- 2011/10/31 月曜日
