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日東精工 水中の微細気泡利用の洗浄装置を開発
【ねじ・ネジ・業界紙】
マイクロバブル洗浄装置 日東精工(株)(本社=京都府井倉町。塩田展康社長)は、水中に生成した微細な気泡(マイクロバブル)を利用した環境負荷の小さい洗浄装置を開発し、10月15日から販売を開始した。
製造工程内での洗浄、次の工程に移る前の中間洗浄に適した装置であり、安全でランニングコストが安い。
近年の世界的な環境意識の高まりを受け、有機溶剤や酸・アルカリなどの化学物質を使用した洗浄方法の見直しがおこなわれている折り、環境にやさしく作業者に安全な洗浄方法としてマイクロバブルを利用した新装置を開発した。
この新装置が使用する洗浄水は、水と空気のみ。水中に生成したマイクロバブルが、その表面に汚れを吸着して水面に浮上することにより脱脂・異物除去をおこなうとともに、再付着を防止する。
また、洗浄水は油水分離装置(オプション)を用いることで再生・再利用が可能。従って産業廃棄物を低減し、より環境負荷の小さい洗浄が可能となる。
第2199号1面
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- 日東精工 水中の微細気泡利用の洗浄装置を開発 -- 2011/10/31 月曜日