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小ねじ・タッピンねじ １０月帳破分より５～１０％アップの是正処置に
【ねじ・ネジ・業界紙】 関西圏の小ねじ・タッピンねじメーカー筋では、鉄鋼製ねじ用材料の値上げが実施されたことを受けて、製品価格の是正に動いている。製品の値上げ幅は品種やサイズによって異なるが、各社とも１０月帳破分より現行価格に比べて５～１０％アップの是正処置に踏み切る意向である。
ねじ用材料価格は供給サイドからの通告により既に値上げされており、メーカー各社は「継続的な企業活動に基づいて安定した製品提供を行なうためには、材料値上げに対応した製品価格の是正が不可避」と現状を訴え、取引先の理解と協力を求めている。
先般開催された近畿小ねじ会の総会では、議案審議後に材料動向とその対応策に関する情報交換が行われた。
その席でも「材料の値上げ実施を受け、これを製品価格へ確実に反映していかなければ、製品の提供・納入面で支障をきたす恐れがある」等々、小ねじ業界の現状についての発言が多々聞かれた。
第2199号1面
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- 小ねじ・タッピンねじ １０月帳破分より５～１０％アップの是正処置に -- 2011/10/24 月曜日
