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鉄製スプリングワッシャー １１月納入分から平均１０％程度の値上げ
【ねじ・ネジ・業界紙】 東西の鉄製スプリングワッシャーメーカー各社は、材料が値上がりしたため、製品価格の是正に動いている。目下納入先の商社ならびにユーザーと交渉を進めているが、１１月納入分から平均１０％程度の値上げとなりそうである。
鉄スプリングワッシャーの原材料となる硬鋼線の最近の価格動向をみると、従来のような一律の動きではなく、値上げ実施の時期や上げ幅が取引条件などによって大きく異なっている。たとえば、前回の値上げ時に小幅な是正にとどめた所では、今回は大幅値上げとなっている。
本紙がＳＷメーカー各社に材料値上げ状況の実情を聞いたところ、上げ幅の最も小さい所では５％だが、最大では２３％ＵＰとの回答もあり、跛行性がきわめて大きい。
ＳＷの製品価格も、前回に大幅是正を実施したケースと小幅にとどめたケースとがあり、各社それぞれに事情が異なる。これに材料価格値上げの跛行性が加わって、今回のＳＷ製品価格是正幅は一律ではなく、ケースバイケースとなる模様であるが、平均すると１０％程度、１１月から実施とみられる。
第2198号2面
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- 鉄製スプリングワッシャー １１月納入分から平均１０％程度の値上げ -- 2011/10/18 火曜日
