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由良産商 次世代型の高強度ステンレスファスナーを新取扱い
【ねじ・ネジ・業界紙】
強度区分などを刻印した高強度ステンレスSUS304CUN製品の頭部 由良産商(株)(大阪市西区立売堀。由良豊一社長)では、複雑化する市場ニーズへの対応及び新たな取り扱いアイテムの拡充などを目的に、このほど高強度ステンレスボルトシリーズに「SUS304CUN A2―90六角ボルト」ならびに「同A2―100六角穴付きボルト」を追加した。
同製品は、オーステナイト系ステンレス(A2)でありながらも、A2―90・100の高強度を誇る次世代型の高強度ステンレスファスナー。
両製品の素材となるSUS304CUN材料は、JIS B1054 A2(SUS304系)の化学成分を順守しながら冷間圧造を可能にし、高強度化に対する側面の改善に成分調整を行なっている。
具体的には、CU(銅)を添加することでSUSXM7に匹敵する冷間圧造性を確保し、N(窒素)添加により加工誘起マルテンサイト変態の生成を抑制させ、それに伴い非磁性を確保しつつ強度の向上を可能にした。
素材の応力腐食割れに関しては、SUS316と同等の性能を有している。材料の製造供給元は大同特殊鋼(株)、製品の生産はステンレスねじ等のメーカーである岸和田ステンレス(株)がおこなっている。
第2192号5面
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- 由良産商 次世代型の高強度ステンレスファスナーを新取扱い -- 2011/08/19 金曜日