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第124回中小企業景況調査

 【ねじ・ネジ・業界紙】 独立行政法人中小企業基盤整備機構がまとめた第124回中小企業景況調査(2011年4月―6月)によると、中小企業の業況は東日本大震災の影響により急激に悪化した。

 東日本地域が大幅に悪化したことに加え、他の地域にも間接的に影響が及び、全地域でマイナス幅が拡大した。来期の見通しではマイナス幅が縮小するものと見られているが、電力供給の制約や原材料価格の上昇などの動向を注視してゆく必要があるとしている。

 全産業の業況判断DIは前期比8.5ポイント減のマイナス34.8となり、9期ぶりにマイナス幅が拡大した。製造業は同12.7ポイント減で、サプライチューンの寸断などから輸送用機器が大幅に悪化。


第2191号9面

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