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大川精螺工業 タイ工場に第2工場の建設開始、生産能力約2倍

 【ねじ・ネジ・業界紙】大川精螺工業
大川精螺工業のタイ工場外観
 大川精螺工業(株)(東京都品川区。大川克良社長)はこのほど、グループの海外製造拠点として操業しているタイ工場(ラヨーン県)の敷地内に、第2工場の建設を開始した。

 ブレーキホース口金具やスタッドボルトなど自動車関連部品の需要拡大に対応して生産供給体制を拡大強化することが目的。第2工場の建屋規模は、第1工場とほぼ同じ7500平方メートル。投資総額は約5億円。2012年3月完成予定で、従業員も増員し将来の生産能力は現在の約2倍となる計画。

 現在のタイ工場(本紙2142号・平成22年3月17日付特集にて紹介)は、進出当初の工場に比べて約5倍の敷地面積を有し、そのうち4分の1が第1工場に使用されている。
 工場内部は、作業者に優しい職場環境作りに配慮して天井からの自然光を最大限に採り入れられるように工夫が施されているほか、各工程並びに業務のスムーズ化と稼働状況を透明化した管理が行なえるレイアウトとなっている。


第2191号2面

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