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長岡製作所 馬場正夫新社長に聞く、独自の分野を拓き信頼される企業に

 【ねじ・ネジ・業界紙】長岡製作所
馬場正夫新社長
 (株)長岡製作所(本社=新潟県長岡市鉄工町)では今年4月1日付けで、古林勝美氏が社長を退任して代表取締役会長となり、後任の代表取締役社長には馬場正夫常務が昇任し、新体制がスタートした。

 馬場新社長に経営理念・経営方針等を語って頂いた。

 【大変厳しい時に社長に就任されましたが、経営理念について…】

 当社の原点は「お客様に信頼される企業」です。そのためには「当り前のことが当り前にできる企業」でなければなりません。これを基本に、社員の意識改革を最優先に進め、会社と社員ひとりひとりが成長できる環境づくりに務めます。
 会社の命である「品質」に関して、皆様に安心・安全にご使用いただける物作り・仕組みづくりを強力に進めたい。その一例として、環境ISO14001に続いて、品質マネジメントシステムの認証を今年中に取得すべく取り組んでいます。

 【長岡製作所は、本社で地場産業と直接取引するとともに、東京営業所では有力ねじ商社で構成する代理店を通じて販売していますが、営業面ではどのような施策を…】

 当社の主力業務は、鍛造と切削を組み合せた複合加工により特殊品を製造することであり、100トン転造盤や温間転造などの特殊な設備機を持っています。これらの能力を総合的に発揮させて独自の分野を拓いて行くことが基本です。東螺会の皆様とは総会や研修会を通じて意見交換を行い、製造現場への理解も深めて頂いております。この体制を更に強化し、より深い信頼関係を築いて「ながおかと商売ができて良かった」と評価して貰えるような「会社創り」をしたいと思っています。
(昭和29年3月15日生れ)


第2190号8面

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