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日本ねじ工業協会 関西支部懇談会を開催、建築用ねじ部会と共催講演会実施
【ねじ・ネジ・業界紙】
懇談会の会場 (社)日本ねじ工業協会・関西支部(田島祥一支部長=同協会副会長)は6月28日、先般東京で行われた第51回通常総会の決議事項及び役員交代等の報告を兼ねた懇談会と、建築用ねじ部会との共催による建築構造物接合部の耐震性能等に関する講演会、会員交流の懇親会を開催した。
同支部並びに建築用ねじ部会共催の講演会では、講師の大阪大学・崎野良比呂助教授(工学博士)が「各種構造体・接合部の耐震・信頼性評価実験」を演題に掲げ、接合科学研究所における信頼性設計学分野の研究に基づいた成果並びに知識などを交えて講義。
同評価実験の最先端技術の一つである超高速衝撃構造性能評価システムの概要について述べたあと、同システムの活用事例として(1)各種構造体・接合部の耐震実験(脆性破壊・局部座屈)(2)その他信頼性能評価実験(高速鋼材引張試験・柱梁溶接接合部の繰り返し曲げ試験等)(3)ねじ継手の耐震評価実験などを、実験過程を収録したビデオにより解説。ねじ製品では、木材接合でのSUS410とSWCH18A、SUSXM7低温プラズマ表面処理の各アイテムを実験例にあげた。
第2190号2面
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- 日本ねじ工業協会 関西支部懇談会を開催、建築用ねじ部会と共催講演会実施 -- 2011/08/03 水曜日