日東精工,セルフタッピング,ねじ ニュース

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　【ねじ・ネジ・業界紙】
エルライファのサンプル　日東精工（株）（塩田展康社長。本社＝京都府綾部市）はこの度、鋼板に対する優れたセルフタッピング性能と、オーステナイト系ステンレス材が有する優れた防錆能力とを兼ね備えたオーステナイト系ステンレス鋼製タッピンねじ「エルライファ」の開発に成功した(特許申請済み）。

　量産効果に加えて、求められる機能・性能の絞込みを行うことで、市場ニーズによりマッチした製品価格を実現。今後、さらなる普及が見込まれる自家用発電市場への販売活動に注力する方針である。

　【エルライファの特長】
　（１）セルフタッピング性能と防錆能力を安定的に両立＝優れたねじ込み性能をもつ特殊な表面処理により、セルフタッピングが可能となり、さらに、ねじ素地のオーステナイト系ステンレス鋼の防錆能力にて、長期間にわたり赤錆の発生を抑制できる。塩水噴霧試験（めっきの耐食性試験方法　ＪＩＳ　Ｈ８５０２）１５００時間で赤錆は発生せず、セルフタッピング可能なマルテンサイト系ステンレス鋼製ねじの耐食性を大きく上回る。
　（２）平滑美観な表面＝特殊な複合表面処理により、滑らかで美しい仕上がりとなる。なおかつ、色についても相談に応じる。


第2189号2面

記事バックナンバー

• 日東精工　優れたセルフタッピング性能と防錆能力を兼ね備えた「エルライファ」を開発 -- 2011/08/01 月曜日