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日本ねじ工業協会 ねじ業界の地位向上とねじ技能検定制度創設に常設委員会設置
【ねじ・ネジ・業界紙】 (社)日本ねじ工業協会(竹中弘忠会長)は5月26日、東京浜松町の世界貿易センタービル内コンファレンスセンターで第51回通常総会を開催し、平成22年度事業報告書、23年度事業計画案など5議案全てを原案通り承認した。
今総会では、業界の地位向上のためのねじ産業未来開発プロジェクト事業を永続的に前進させる目的から「未来開発・パブリシティ委員会」を、また、ねじ技能検定制度及び職業能力評価制度の創設に向けた次の段階として「資格委員会」を、常設委員会として設置。
任期満了に伴う役員改選では、大川克良氏と相澤正己氏を新副会長に選任した。議事終了後の懇親会で、続投となった竹中会長は「団結力、活気のある団体として一歩でも、二歩でも先に進むように努めますので、更なる協力及び参加をお願いします」と所信を述べた。
23年度の事業計画では、柱となる項目は前年度と同様であるが、ねじ産業未来開発プロジェクト事業を永続的に前進させるため「未来開発・パブリシティ委員会」に改組。また、これまで技術委員会が担当してきたねじ技能検定制度及び職業能力評価制度の創設に向けた活動を次段階に進めるため「資格委員会」を新設。既存の政策委、技術委、国際委などに加えて合計7つの委員会と製品毎の7部会が充実した活動を推進する。
未来開発・パブリシティ事業では、ITを活用した内外ネットワーク構築によるねじ産業の社会的な認知度の向上及びねじ産業従事者のモチベーションの向上を目的に、特に外部に対しては業際ネットワークの構築を推進して幅広い情報収集・交換を通じ、ねじ産業の将来に関わる課題共有の体制を作る。資格事業における具体的な活動では、資格制度創設に向けた基本構想の策定と、技能検定制度創設に向けた講習会・検定試験を実施して協会による「技能認定の確立、職業能力評価基準の策定」を挙げている。
第2186号1面
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- 日本ねじ工業協会 ねじ業界の地位向上とねじ技能検定制度創設に常設委員会設置 -- 2011/06/20 月曜日