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協進社 品質管理・保証体制の強化に新型ナット・パーツ検査選別装置を導入

 【ねじ・ネジ・業界紙】110607-協進社
部品供給、収容梱包工程が一体化されたラインの一部
 (株)協進社(本社=東京都北区西が丘。池田信一郎社長)ではこのほど、品質管理・保証体制の強化に向けた取り組みの一環として、製造拠点である加須工場(埼玉県加須市)にナット形状部品などの表・裏両面を同時に検査選別がおこなえる「新型ナット・パーツ検査選別装置YS―2GR」((株)ユタカ製)を導入した。

 同機はプラスマイナス0(ゼロ)の高精度計数機能等が搭載されているほか、作業効率の向上として被対象製品の供給並びに良品の収容工程を組み合せたシステム化が図られている。
 百万個に一個の不良品発生も許さないニーズへの対応など、より高度化した信頼性のもとに製品提供する社内体制の確立に努めていくものとしている。

 既に、材料のカーボン含有量が高いことによる圧造成形時の疵及び割れ、タッピング加工時や表面処理後等に発生するねじ部の微細なヒゲ状のバリ等、クレームの対象となる僅かな要素も徹底的に排除・防止するという効果をあげている。


第2186号2面

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