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日本ねじ工業協会 台湾ねじ工業会からの義援金受領式をおこなう
【ねじ・ネジ・業界紙】
義援金の目録を受ける竹中会長と陳理事長（左） （社）日本ねじ工業協会（竹中弘忠会長）では４月の理事会開催前に台灣區螺絲工業同業公会（陳明昭理事長。以下「台湾ねじ工業会」と表記）から東日本大震災への義援金４千６百万円を賜る受領式を行なった。
両会は、日本、台湾、韓国、中国、香港の各地区ねじ製造業団体をメンバーに毎年持ち回りで実施されている五地域ねじ協会交流大会等の場を通じて、ねじ業界間における情報交換を重ねるなど国際交流を図ってきた。
今回の台湾からの義援金寄贈は、これまでに培ってきた国際交流の成果に加え、今日の台湾ねじ工業会の礎を築く上で日本製の機械や金型・技術などの生産システム、即ちねじ製品のモノづくりの重要な要素を導入したことが効を奏したと受け止めていることが背景にあるとみられる。
陳理事長は「テレビで放映される被災地の悲惨な状況を見て、何かをしなければならないと考えているときに会員企業の数社から募金活動の提案を受け、工業会内の臨時役員会議による承認及び政府関係機関の許可を得て、当工業会の公的な取り組みとして自由献金制で実施しました。日本は、これまでにも大きな災害に遭ってきましたが、今回の大震災においても早期に立ち直ることを確信しています」と述べた。
第2183号1面
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- 日本ねじ工業協会 台湾ねじ工業会からの義援金受領式をおこなう -- 2011/05/20 金曜日
