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2月建設工事受注減少、1月は17.7%増
【ねじ・ネジ・業界紙】 国土交通省が3月31日発表した2月の建設工事受注総額(大手50社調査)は,前年同月比20.3%減の7.303億円で3ヶ月ぶりの減少となった。前月(6,699億円)比では9.0%増加した。
1月の受注総額では前年同月比15.7%増と2ヶ月連続で増加(公共工事,民間工事ともに増加して国内計は6,364億円で前年同月比10.5%増,海外工事も335億円で3ヶ月連続増)していた。
しかし2月の建設工事受注は公共工事,民間工事ともに減少,民間工事は4,761億円で前年同月比20.2%減(2ヶ月ぶりの減少)に。発注者別では,不動産業,電気・ガス・熱供給・水道業などが増加したが,サービス業,運送業,郵便業,製造業,情報通信業などが減少した。
公共工事は2,160億円で前年同月比12.8%の減(2ヶ月ぶりの減少)。国の機関が同19.9%の減(2ヶ月ぶりの減少)で,地方の機関は同23.3%増(2ヶ月連続の増加)であった。工事別では,建築は増加,土木が減少。教育・研究・文化施設などが増加し,道路,治山・治水などが減少。海外工事は,4ヵ月ぶりの減少となった。
【2010年4月号】
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- 2月建設工事受注減少、1月は17.7%増 -- 2010/05/01 土曜日