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12月の鉱工業生産は9.6%低下、08年通年の指数は3.4%減
【ねじ・ネジ・業界紙】 経済産業省が1月30日発表した08年12月の鉱工業生産指数(05年二100、季節調整済み速報値)は前月比9、6%の低下と3ヵ月連続の低下となり、指数水準は84.6となった。輸送機械工業、電子部品・デバイス工業一般機械工業など16業種のすべてが低下したことによる。
輸送機械工業は普通乗用車、駆動伝導・操縦装置部品、普通トラックなどの低下が大きく同工業全体で前月比12.1%減、前年同月比28.7%減。
電子部品・デバイス工業はアクティブ型液晶素子(大型)、モス型半導体集積回路(ロジック)、電子回路基板などが低下し、同工業全体では前月比18.8%減、前年同月比38.7%減。
一般機械工業では軸受け、ショベル系掘削機械一般用蒸気タービンほかが低下し同工業全体では前月比9.9%減、前年同月比24.8%減。情報通信機械工業は、携帯電話、デジタルカメラ、液晶テレビほかが低下したため前月比15.0%減、前年同月比26.0%減に。
08年通年の生産指数では103.8で前年比3.4%の減。07年は107.4、06年は104.5であった。
また同時に発表された製造工業生産予測調査によると、09年1月は前月比9.1%減、%減の見込みとなっている。
【2009年2月号】
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- 12月の鉱工業生産は9.6%低下、08年通年の指数は3.4%減 -- 2009/03/01 日曜日